ハナキクリニックをご紹介頂いた、各種メディアなどの取材をご紹介致します。
2015年12月 テレビ長崎 ヨジマル
12月 テレビ長崎で放送されました、テレビ長崎 ヨジマル!のコーナー「優しいくらしハジマル “なぜ肌は乾燥するのか”」に、花城院長が出演致しました。
放映の詳しい内容は、以下をご覧下さい。冬の時期の乾燥肌対策に最適な内容となっております。
番組名 | テレビ長崎 ヨジマル!「優しいくらしハジマル」 |
放送日 | 平成27年12月25日 15:55~ |
冬の肌のお手入れについて
- なぜ肌は乾燥するのか?
- 乾燥は、肌表面にある角層の水分量不足で起こります。角層の水分量は、湿度、セラミドなどの保湿成分、皮脂などに左右されます。
- 皮脂の分泌量は、季節、年齢、体の部位などで違いはありますか?
- 皮脂は汗と混ざって皮脂膜を形成して、水分の蒸発を防いでいます。皮脂が減ると水分がより多く失われて乾燥します。皮脂分泌量は季節による変化は殆どありません。また、年齢とともに減少し、女性では40歳以降で激減し20歳代の約半分程度になるため、40歳以降では保湿ケアがより大切になります。脂腺数は頭部800個/cm²、前額400個/cm²、背部160個/cm²、四肢50個/cm²前後と言われています。下半身の方が上半身よりも分泌量が少なく、角層水分含有量も少ないため乾燥しがちです。
- 角層の保湿成分はどうして減るのですか?
- 加齢とともに保湿成分は減少しますが、紫外線により肌の老化が進行するので、日焼け止めによるケアは大切です。また、過度の洗浄剤の使用でも余分な保湿成分が失われます。長時間の入浴でも角層が膨張して角層構造が変化し、角層から保湿成分が流出して皮膚が乾燥しやすくなります。
- 冬は夏に比べて乾燥肌になりやすい?
- 皮膚表面の角層は30%が水で構成されていて、湿度で大きく変化します。乾燥肌は角層の水分含有量不足で起こり、湿度70%以上で乾燥しにくくなります。また、気温が22℃以上では発汗が起きて、角層水分含有量が増えます。冬は夏に比べて平均湿度が約20%低く、エアコンの使用で更に湿度は低下します。また、冬は気温も低く発汗が少なくなるため、乾燥肌になりやすく保湿が大切になります。
- 肌の乾燥を防ぐには?
- 大切な事は、洗顔方法、保湿ケア、湿度の調節です。
- 最適な洗顔方法は?
- 洗顔はぬるま湯で、石鹸を泡立て手の平で軽く押し付けるくらいの強さで、小刻みに動かして洗います。強く擦らなくても十分に洗浄効果はあります。体表温度(30~35℃)より高いお湯ほど洗顔後の乾燥が強くなるので、ぬるま湯での洗顔がお勧めです。洗いすぎ、擦りすぎて余分な皮脂を取りすぎると、皮脂を補給するため皮脂腺が肥大したり過形成し、かえって皮脂分泌量が増します。また、セラミドなどの保湿成分も除去されるので、角層水分量が減って脂性肌だが乾燥もしている状態になります。また、擦り続けることで、肝斑などのくすみや、赤ら顔の原因にもなるので注意が必要です。夜はメーク落としが必要ですが、朝は皮脂や汗などを洗い落とすだけでいいので、石鹸は使わずぬるま湯のみで十分洗い流せます。
- 最適な保湿ケアは?
- 洗顔で皮膚の角層水分量は一時的に増えますが、約2分で洗顔前の角層水分量に戻り、3分を過ぎると洗顔前よりも角層水分量は減ってしまうので、洗顔後すぐに保湿剤を塗布することが大切です。
- 最適な部屋の湿度は?
- 部屋の快適な湿度は40~70%と言われています(法令での湿度基準)。40%以下になると、肌や喉の乾燥を感じるようになります。喉の粘膜は乾燥に弱く、部屋が乾燥すると口腔粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにもかかりやすくなります。湿度が70%以上では、ダニやカビが発生しやすくなります。60~65%では角層水分量が増えて、肌にとって最適な湿度と言われていますので、加湿器を使用する際の目安にしてください。
- 肌の乾燥が進むとどうなるの?
- 角層の水分含有量は肌の弾力の維持に重要で、10%以下になると角化し固くなり、ひび割れ、かさつき、粉吹き、ツッパリ感、痒みなどをを引き起こし、時には皮膚炎も起こります。
洗顔の注意点・その他
- ごしごしと強く擦りすような洗顔方法では肌に負担をかけかえって肌に負担をかけてしまうます。洗顔料をよく泡立てたくさんの泡で優しく洗いましょう。
- 洗顔後3分を過ぎると肌の水分が減ってしまうので、保湿ケアをしっかりと行って下さい。
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